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「ある詩人への挽歌」 マイクル・イネス/桐藤ゆき子訳 ドットブック版 214KB/テキストファイル 215KB 735円 |
| 舞台は寒風吹きすさぶスコットランドの人里はなれたエルカニー城。そこの当主で異常な吝嗇家ラナルド・ガスリーが、クリスマスの朝に胸壁から墜死しているのが発見される。ガスリーはかなり前から死に瀕した詩人ウィリアム・ダンバーの「詩人への挽歌」を憑かれたように口ずさんでいるところを目撃され、近くのキンケイグ村ではもっぱら気がふれたという噂が流れていた…やはり自殺なのか? 全体を圧倒するゴシック・ロマンの雰囲気のなかに展開する謎につぐ謎、そしてどんでん返し。いち早く江戸川乱歩が第一級の名作として紹介しながら、翻訳されなかった古典ミステリ期の代表作。最初の一章は少し堅苦しいが、その後、テンポは軽快になり、クライマックスまで一挙に読ませる。 マイクル・イネス(1906〜95)コナン・ドイルと同じスコットランドのエディンバラ生まれ。オックスフォード大学卒。英文学研究で知られ、リーズ大学やのちにはアデレード大学で教壇にたったが、かたわら多くのミステリーを書いて人気を得た。それらは「キャビアの極上品」と評されている。代表作「学長の死」「ハムレット復讐せよ」など。 |
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第一部 イーワン・ベルの記述 |
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