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「近代異妖編―岡本綺堂怪談集
2」 岡本綺堂作 420円 |
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「青蛙堂鬼談」の続編で、以下の14編を収録。
こま犬 |
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こま犬 春の雪ふる宵に、わたしが小石川の青蛙堂に誘い出されて、もろもろの怪談を聞かされたことは、さきに発表した「青蛙堂鬼談」にくわしく書いた。しかしその夜の物語はあれだけで尽きているのではない。その席上でわたしがひそかに筆記したもの、あるいは記憶にとどめて書いたもの、数(かぞ)うればまだまだたくさんあるので、その拾遺というような意味で更にこの「近代異妖編」を草(そう)することにした。そのなかには「鬼談」というところまでは到達しないで、単に「奇談」という程度にとどまっているものもないではないが、その異(い)なるものは努(つと)めて採録した。前編の「青蛙堂鬼談」に幾分の興味を持たれた読者が、同様の興味をもってこの続編をも読了してくださらば、筆者のわたしばかりでなく、会主の青蛙堂主人もおそらく満足であろう。 |
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